2週間の日本旅行を楽しんで昨日無事に戻ってきました。
今回お買い物目的の帰国だったけど、
どこからか、滞在期間の半分仕事をすると
旅費の半分をタックスリターンで申請できるというのを聞いたらしい。
「ならば1週間仕事をするよ」と
東京のオフィスに無理やりおしかけたようです。
今の時代、リモートでどこにいてもシドニーにいるのと変わりなく仕事ができるらしい。
便利な世の中になりましたねぇ。
私が夫にお願いしたのは
包丁を研ぐ研ぎ石と伊勢名物の赤福とこたつ用のヒーターの3つ。
それと、痴漢や盗撮に間違われないように
電車に乗る時間帯と自撮りをする場所に十分気をつけること。
あとは頼まなくても勝手にいろんな物を買ってくる。
おひつやら和食器やら菜箸やらしゃもじやら揚げ物バットやら
ニトリのザルがレビューが良かったからとか、
おしゃれなキッチンペーパーホルダーを見つけたからとか。
今使っているしゃもじ、ダイソーで買ったものなんだけど、
「なんでスタンド部分だけ黄色にしたのかしら?全部白で統一してくれたらいいのに」とか
「菜箸、もっとシンプルな色使いのないのかしら?」とか
普段言ってるブツブツ愚痴をちゃんと聞いてくれてるんですね。
まさに こーいうのが欲しかった。
1つ不満を言うなら、
研ぎ石をお願いしたのになんでセラミックのやつ?
普通のでよかったのにと思っていたのです。
でもさこれ使ってみたらとっても良かったです。
真っ白でおしゃれ。
これで安い包丁もキレッキレになる!
おひつはさ、夫は最近ご飯にこだわってるからね。
北海道の新米を5キロ買ってきてましたよ。
夫と母は「やっぱり日本のお米は美味しいねぇ」と言ってたけど
正直私にはオーストラリアのお米との違いが全く分からない。
どちらも美味しい。
今度こっそりオーストラリア米にして
本当に味が分かっているのか試してみようと思います 😁
今夫が一人で日本に遊びに行っていて、
自分の食べた物を毎食写真付きで報告してくれる。
全部美味しそう。
毎日、毎日、美味しそうな写真を見ていると私たちも美味しいものを食べたくなるじゃんね。
ということで私、母、子供たちの4人で美味しいものを食べに行ってきましたよ。
4人ともお腹ペコペコ状態だったのでちょっとオーダーしすぎちゃった。
私と母と次男くんはもうお腹パンパンでご馳走さま状態の中、
長男くんは一人頑張って食べていました。
なので「無理して食べなくてもいいよー」と言ったのです。
そしたらさ、「残さず食べなさい」と逆に言われましたよ。
長男くん、去年お友達と日本旅行をしたときに
お世話になった新潟の新善光寺の方に漁場の見学をさせてもらったのです。
その時にね、
漁師さんが釣り上げた鮭数匹を棒で叩いて殺したんだそうです。
その光景がとても残酷に見えて
それを見た長男はかなりのショックを受けたらしい。
漁師さんはその後その鮭を捌いてお寿司にしてくれたのです。
そのお寿司を見て
自分たちのために死んでいった生き物を絶対に無駄にしてはいけない
だから無駄にしないように残さずいただこう
その時にそう誓ったのだそうです。
「そうだったね、よし!皆で残さずいただこう!」
と言ってる中で
「あ、でも僕はこれ以上はほんとに無理です」と一切食べようとしない次男くん。
「えー、もう少しだけ食べなさいよ。残しちゃもったいないでしょ」という私に
「僕は自分の食べたい物しかオーダーしていないし、自分がオーダーしたものは全部食べたよ。」
と、正論で返されちゃった。
そう、私と母でちょっとオーダーしすぎちゃったのだ。
それに長男くんが黙って付き合ってくれてるのです。
3人できれいに残さずいただいてきましたよ。
偉いな、長男。
うちの次男くん、先日、物理の宿題をやっていて
どうしても解けない問題があるというのでちょっと見せてもらった。
人工衛星の問題。
これの (d) の問題がどうしても解けないらしい。
夫も私もどれどれと解いてみようしたけれど、どうやっても答えが合わないのですよ。
私なんて2日間考え込みましたよ。
問題集には答えしか載っていないのでね、
2日間も時間を費やしたんだからどうやったらこの答えになるのか何がなんでも
解き方が知りたい。
んで長男のお友達でHSCでかなりの高得点を取った優秀くんに聞いてみた。
きっとすぐにスラスラと解いちゃうんだろうなと思ったらさ、
なんと彼も解けなかったのですよ。
彼曰く、
この問題集は時々、高校レベルでやらない問題があったり、
問題自体が間違えてることがあるそうな。
HSCの試験ではこのレベルの問題は出ないから、できなくても気にしなくてもいいと。
いやいや、私がとっても気になるのです。
ということで最近次男が通い始めた塾の先生に聞いてもらった。
そしたらさ、なんと塾で次男に物理を教えてくれている先生が、
この問題集を作ったご本人だったのですよ!
学校の物理の先生にその話をしたら物理の先生も
「なんで彼がそんな所でひっそりと教えてるんだ?」と大変驚いていたそう。
んでさ、例の問題、どうなったと思います?
塾の先生は問題をみるなりさ、
「あー、これはこの問題が間違えてるねぇ」ですって!!!
こんなゆるーい先生だけど、次男は「彼はアインシュタイン系の天才なんだよ」と
べた褒めですよ。