マリーは1歳のときにうちの家族になりました。
エンちゃんより1歳若いはずなんだけど
ほんとうの年齢はよく分からず、
もしかしたらエンより年上なのかもしれません。
マリーは、うちに来たときからずっとエンちゃんのあとをついてきた。
お腹がすいたときも、
お散歩に行きたいときも、プールに入りたいときも、
全部全部エンが私に催促し、マリーはえんのあとを追ってきた。
お散歩のときは、エンがマリーのリードも一緒に持ってくるし、
マリーがトイレに行きたいときでさえ、エンが私に知らせにくる。
そんな状態だったから
マリーは私たちに何をどうやって伝えていいのか催促の仕方が分からないのです。
自分からあーしたい、こーしたいと意思表示をしないので
トイレに行く?とかお散歩行く?とか声をかけられるまでひたすらじっと待っている。
なでてくれる人はいつでも誰でも大歓迎だったマリーが、
知らない人がお散歩中に「なでても良い?」と近づいてきたとき、
顔を背けるようになった。
犬にもうつ病があるんだなとマリーをみてそう思う。
マリーはエンがいなくなって、私以上に悲しい思いをしているんだろうな。
そして夫は、最後にもう1度だけラブラドールと暮らしたいという。
クッキーのときもエンのときもマリーのときも犬を飼うことに
いつも難色をしめしていた夫が、自分から犬が欲しいというのは初めてで、
本当にエンのことが大好きだったんだなと思う。
エンはすごいな。
2ヶ月ほど前かな?
夫が「すごい縁やで!」と言ってマリーとのお散歩から帰ってきた。
いつもの広場でマリーを遊ばせていたら
今まで見かけたことのない1匹のラブラドールが夫に近づいてきたのでなでていたらしい。
そしたら飼い主のおばあさんもやってきて、
そこでちょっとラブラドールのお話をしていたそうだ。
そしたらそのおばあさんの姪っ子さんがラブラドールのブリーダーをやっていると。
彼女は広告などは一切していなくて、
きちんと可愛がってくれる人にしか売らないんだそう。
「うちの子があなたに懐くのだからあなたはいい人だと思う。もし興味があったら」
とそのブリーダーの姪っ子さんの連絡先を教えてくれたんだって。
エンがいなくなったころにちょうど生まれたらしく、
「な! すごい縁やろ?」と言う。
でもね、このブリーダーさん、親犬のDNAテストをしていないらしい。
ラブラドールは股関節形成不全を遺伝で発症することがある。
なので親犬のヒップや肘のスコアーが本当に重要なのです。
血統書は病気を遺伝させないという重要な証明でもあるのに
9年前、そんなことも知らずに「ショーにだすわけではないから血統書なんてなくてもいいか」とエンをバックヤードブリーダーから買ってしまったのです。
今コロナで家から仕事をする人が増えて、
同時に犬を飼う人も増え、ワンちゃんの値段がありえないくらいに高騰しています。
なのでちゃんとしたブリーダーじゃない人たちが儲け重視でどんどん繁殖させているのです。
バックヤードブリーダーからは絶対にダメ。
せっかくのご縁だけどお断りした。
その代わり5日ほど前にラブラドールのフォスターケアラーに申し込みをしました。
飼えなくなって飼い主から手放されたラブラドールたちを
新しい家族が見つかるまでの間、家で預かって躾をしたりお世話をするんです。
今はケアラーになる方も多いらしく、ラブをお迎えするのはいつになるか分からないけど
またいつかラブラドールと一緒に暮らすことができたらうれしいと思う。
さて、やりかけのお庭を早くきれいにしなきゃいけないんですけど、
ここのところ雨続きなのでね、もっぱらレジンで遊んでます。
研磨するやつ、UVライト、ヒートガン、必要なものが全部揃った私の作業コーナー。
ここに座って窓を全開に開け放って作業していると、
Google Home に「森の音」をお願いしなくても
本物の鳥のさえずりのすばらしいこと。
テレビも音楽もつけずに朝からずっといろんな種類の鳥のさえずりを楽しんでいます。
海は見えないけど、静かで緑が多くていろんな鳥がいつもさえずってて
もしかしたらここは私が思っている以上にいい環境なのかも?とちょっと思い始めてきた。
お家を売るぞ!と気合をいれてデッキの修繕とかペンキ塗りとか
いろいろ頑張ってやってきたけど、ちょっと当初の勢いがダウンしてる今日このごろです。
最近の作品。
ダイナソーデザインちっくなバングル。
配合を間違えちゃったようでグニャグニャ曲がるバングル。
これはこれであり。
そしてダイナソーデザインもどきの指輪もたくさん。
キャンディーの詰め合わせみたいです。
シルバー x レジンの指輪も増えた。
一番のお気に入りはこのぽってりしたしずくのような指輪。
大きな水滴がそのまま指にのっかっているようでとても綺麗。
レジン硬化中の10数時間は暇なのです。
なので夫の部屋の断捨離で出てきた写真立て2つ、これ用にこんなのも作りました。
バンクシーの希望の風船をつかまえたエン。
エンが遊びに誘うときのポーズにしてみた。
そして、2枚目は春をまとったエン。
これはとてもあたたかい感じがして好きです。
毎日こんなのばかり作っています。
先ほど師匠から「月下美人が今日か明日には咲くかも」と連絡をいただきました。
うちの月下美人は師匠から株分けしていただいたので
咲く時期が同じくらいだそうです。
うちのは師匠のとこのようにまだ首をそんなにもちあげていないけど、
開花間近なのは確か。
初めての生月下美人、楽しみです。
レジン作業をしていて、
ふと、DINOSAUR DESIGNS のことを思い出した。
昔、ここのお店の器とか、
とっても綺麗な色合いでどれも素敵なものばかりで、
手作り感のあるお皿に一目惚れして衝動買いしました。
当時、ガラスでもプラスチックでもないこの素材は一体なんなんだろう?
と思っていたのです。
で、昨日ふと、もしかしてあれはレジンだったのかも?と思い、
ものすごく久しぶりに DINOSAUR DESIGNSのサイトを検索してみた。
そしたらやっぱり素材はレジンでした。
DINOSAUR DESIGNS のちょっとシーグラスっぽい半透明なとこがすごく好き。
あの憧れだった DINOSAUR DESIGNS の物が、作ろうと思えば自分で作れちゃうわけです。
すごくないですか?
一人で感動しています。
ただね、気泡が残ったり、
気をつけていても小さな埃が混じってたりする。
んで12時間ほどの硬化中にも埃がペタッとくっついてたりする。
なので今日はザルをかぶせてみました。
気泡に関しては、気温が30度以上の日に作業した日は気泡がないことに気づく。
なのでヒートガンを買うことにした。
少しずつ腕があがってきてますよ。
マミーは好きなことだけしていればいいよ と言ってくれるボーイズ2人。
好きなことだけしていればいいよと言う割には
ペンキ塗りはちっとも手伝ってはくれませんけどね、
でもお庭を綺麗にする作業は2人でやってくれると言うので、
私はペンキ塗りだけをちょこちょこやりつつ、
レジンで出来上がった物を磨いてはきれいだなぁーとうっとりする毎日です。
エンは私がレジン作業をするのは好きじゃなかったですね。
1時間くらいだったら、大人しく足元で寝そべって待っていてくれたけど、
それ以上やっていると相手にしろと文句を言い出す。
今もしエンがいたらきっと文句タラタラでしょうね。
エンがいなくなって今日でちょうど4ヶ月が過ぎました。
長いような短いような。
夫とは毎日何かしらエンのことが話題になります。
あの時あーだったよね、こーだったよねと、
いなくなったあとも私たちを笑わせてくれる。
多分これからもずっと毎日私たちを笑わせてくれるんでしょうね。
君のかわいさは永遠です。
家族と全てのお友達に感謝、感謝の毎日です。