先週末、こっちは日本でもニュースになるくらいの大雨でした。
そんな日にご近所さん、オークションだったのです。
こんな大雨だから人が来ないんじゃない?と夫と話していたけど、
そんなことはなく、どしゃぶりの大雨の中、大勢の人が集まってきた。
またもや出張のコーヒー屋さんまで。
大雨なんでお家の中からオークションの様子を眺めていました。
開始とともにお値段がどんどん上がり続ける。
そして最終的には想定価格よりも400,000ドルも高くで売れました。
思わず拍手しましたよ。
オーナーさんも万々歳。
息子くん、欲しかったゴールデンレトリバーを飼ってもらえたらいいね。
さて、この間磨いているときに倒してヒビが入った赤い水玉模様のミルクグラス、
ヒビの入ったやつはもうどうにもならないけど、
緑のタンブラーが2つあるのでその1つを赤に変えました。
左がヒビが入ったやつで、右のが緑から赤に変えている途中のもの。
緑のドットを地道にやすりで擦って消し、丸く切った赤のビニールシートを貼っています。
すごくきれいに出来上がった。
けど、この緑のタンブラー、オリジナルの柄を消しちゃったから
これでコレクティブルとしての価値はなくなくなりました。
私は赤好きコレクターなのでどうってことないけど、
もしこの緑のタンブラーを探しているコレクターさんからしたら、
「なんてことをするんだ!」って感じでしょうね。
このビニールシートはマグとかグラスとか何にでも貼ることができるらしい。
そんなに強度あるようには思えないけど、食器洗い機に入れてもいいんだって。
水ボトルに名前を入れたり、メモリが消えたメジャーカップにメモリを入れたり、
いろいろやっています。
実は先週、ものすごいものを手に入れたのです。
オークションにミルクグラスを出品して手に入ったお金でこんなん買いました。
CRICUT っていうカッティングマシンです。
きれいな円にカットして赤いドットを作ってくれているところ。
*次男が聴いている音楽がちょいうるさいです。
カッティングマシンは色んなメーカーが出していて
ブラザーのは、ミシンで良いもの作っている会社だし、
スキャナー内臓のカッティングマシンなのでなにかと便利そうです。
カメオは全体的に使いやすいらしい。
けど、私は機能よりも見た目重視でCRICUTのこのミントグリーンにしちゃった。
色も形もレトロでかわいい。
合わせて、編集ソフトも探していました。
今まで無料ソフトのGIMPを使っていたけど、
難点は小さな画像の文字がくっきりはっきりと印刷されない。
やっぱりAdobeのフォトショップが断トツで使いやすいです。
けどビジネスをしているわけでもなくただ単に趣味で遊んでいるだけなのに
毎月30ドルはちょっとお高いなーと思っていたらこんないいサイトを見つけた。
オンラインで画像編集ができるやつ。もちろん無料です。
使い勝手はフォトショップとほぼ同じなのでとってもいい。
色んなことがお家で簡単にできるようになってものすごい世の中になりました。
朝一でバニングスです。
この記録的な大雨でどこにも出かけられないので
材料を買い込んであれこれやりました。
まずメインシャワールームのシリコンの交換。
私の作業コーナーに引き出し棚の取り付け。
そして動画編集。
やり出したら止まらず、
気がついたら、今日は朝5時までやってましたよ。
特に動画編集ってあっという間に時間が経ってしまいます。
la vie en rose って曲がものすごくよくて
よく鼻歌を歌いながら作業しています。
この曲、とても丁寧な暮らしをしたくなる曲なんです。
好きな曲なので、ずっとこの曲だけを何十回、何百回(は大袈裟か)も
繰り返し、繰り返し聴きながら作業しています。
で、曲に合わせて1つ1つ丁寧に作業しているつもりでいたのだけど、
寸法を間違えて10Cm短く切ってしまいましたよ。
いつもメジャーを使うときに、メジャーの端っこからだと微妙に数ミリの誤差が出るので
端っこをメジャーの10センチのところから合わせて測るんです。
でもこの時はメジャーの端っこ、0センチからはかっていたんでしょうね。
で、棚を切るときは10センチのところからはかって
そこで切ったので10センチ短くなってしまったんです。
たまにこんなポカミスをする。
裏をタッカーで止め、当て木?添木?をして、表はパテを塗ってなんとか修復。
作業の途中途中をYouTubeにあげてみた。
ね、この曲を聴いたら丁寧な暮らしがしたくならない?
短く切って継ぎ足してるのも分からないでしょ?
もう1つこの曲を使って Enzo の子犬のころからの写真集もつくってみた。
これが今朝5時まで作業してたやつ。
Dearest
お片付けついでに、
コレクションのミルクグラス棚も
手にして "ときめくもの" と "ときめかないもの"に振り分けました。
コンマリさんのお片付け方法。
ミルクグラスに夢中になり始めたころ、
まだサルボとかセントビンセントで
1つ50セントとか1ドルぐらいで安くで買えたし、
レア物にも巡りあえた良き時代。
あのころは貪欲に節操なく集めまくった。
だから棚の中に入り切らず箱に入ったまま物置におきっぱなしのものや、
全然好きでもない柄のものとかもたくさんある。
今回、ときめかないコレクティブルを集めてオークションに出しました。
好みじゃない柄のミキシングボールの寄せ集め、
これを1ドルで出品してみたら、なんと200ドルちょっとで落札された。
誰かの不必要は誰かの宝物。
ここ最近はオーストラリアのパイレックス
AGEE PYREX または CROWN PYREX のミキシングボウルが
高くで取引されているようです。
イギリスの JAJ PYREX のミキシングボウルも揃うとお高くなる。
落札したおばちゃん、パイレックスをオンラインショップで売っていて、
同じ柄のボールが4つ揃うと高値で売れるので
彼女は柄もののミキシングボールをとにかく集めまくっているようです。
こんな感じで同じ柄が4つ揃うと高額になる。
なんか麻雀みたい。
受け取りにきたおばちゃんに、
うちではリーチにもなりそうにない半端ものを2個おまけであげました。
ロンできそうかな?
これでコレクション棚の中はときめくものだけになりました。
今回ファイヤーキングのいらない物も出品したけど、
こちらは値段がほとんど上がらないままでした。
どちらかといえば、パイレックスよりもファイヤーキングの方が
ミルクグラスの色合いがやわらかくて好きなんだけどな。
今はパイレックスの方が人気があるみたいです。
ファイヤーキングのバターボウルとDハンドルマグ。
このDハンドルマグを初めて手にした時が、ミルクグラスにはまった始まりです。
そのファイヤーキングよりも更にミルクグラスの色味がやさしくて大好きなのが、
Duralex のカップ&ソーサー。フランスのミルクグラスです。
デュラレックス、今はグラスが有名だけど昔はミルクグラスも作っていたんですね。
60年前のものです。
ジェダイとターコイズ、どちらも甲乙つけがたくきれいな色。
光が当たったときの透けが本当にきれいです。
これを磨く時は、特に慎重に指輪もはずして細心の注意をはらって磨く。
この際棚の中の物を一気に全部磨いちゃおうと1つ1つだして磨いていたら、
細心の注意が途切れてしまい、タンブラーを倒してしまいました。
よりによって一番かわいい赤の水玉タンブラーにヒビが入っちゃった。
無傷で6色全部揃っていただけにショックが大きい。
ガラスのヒビ、なんとか修復できないですかね。
修復といえば、
少し前に夫が車の後ろを駐車場の低くなっている天井にこすってきた。
先日点検に持って行ったついでに、さささっと修理してくれるか聞いたら
250ドルで修理してくれるというのでそれでお願いしました。
そしたら途中で電話がかかってきて、思ったよりもキズが深かったので
パーツを取り替えてなんだかんだで1000ドル以上するから
保険を使って修理した方がいいよと。
保険は使いたくなかったので、
完璧にしなくていいから250ドルでなんとか見た目をよくしてくれるようお願いしました。
夕方、修理されて戻ってきた車があまりにもひどかった。
キズ部分を研磨することもなく、ガタガタのキズの上から
タッチペンで塗ってみましたよって感じでものすごく雑な仕上げ。
本当にがっかりした。
レクサスさんもさすがにこれで250ドルは申し訳ないと思ったのか、
「サービスで車全体をきれいにポリッシュしておきました」と言う。
そんなん頼んでないし。
よくこれで250ドルもチャージできたな。
見た目が汚いので
AAMIに電話して、AAMIが使っている修理屋さんを紹介してもらうことにしました。
紹介してくれたとこはコストコの近くにある修理屋さん。
夫がこすったキズの他、随分前に石ころが飛んできてついた小さな凹みキズも
ついでにやってもらおうと両方でいくらになるか聞いてみた。
2箇所の修理で400ドルだって。
レクサスでは、きれいに修理するなら1000ドル以上と言われたのが、
ここでは400ドル。しかも別の箇所の凹みキズの修理も込みでこのお値段。
あまりにも違いすぎるから、
また雑な仕上がりにされるんじゃないかと不安だったけど、
へこみも塗装も完璧にきれいに修理してくれました。
ちょっと強面のお兄さんだけど、おすすめの板金屋さん。
またミルクグラスの続きになりますが、
昨日は別の落札者がどしゃぶりの大雨の中、受け取りにきた。
ピックアップの日時を決めるためのメールでのやりとりで
すごく感じのいい人だなーと思っていたけど、
実際に会ってみたら、やっぱり思った通り。
まわりをふわっと明るくする雰囲気をもった人。
笑顔がとっても素敵で、すらっとした若くてかわいい女の人。
今回全部1ドルスタートで出品して、
彼女は結構な数のミルクグラスを数ドルで落札したのだけど、
受け取りにきたときに、
これだけの数のミルクグラスを数ドルでは申し訳ないからと
多めの額を払うのですよ。
売れなかったら寄付するつもりのものだったし、
こんな素敵な女の子から多くいただくわけにはいかないから、
玄関先でしばらく押し問答。
おばちゃん、強引に突き返しましたよ。
毎年日本に遊びに行っていて特に福岡が大好きだと言う。
「私は福岡で生まれ育ったのよ!」と言ったら、
福岡のいろんな写真を見せてくれました。
でもさ、私がいたのは30年も前の福岡。
ムーミン村とかキャナルシティとか言われても分からなかったけど、
京都とか北海道とかが大好きという外人さんが多いなかで
福岡が大好きと言う外人さんには初めて会ったのでうれしかったですね。
この鬱陶しい雨でどんよりな気持ちも
昨日はこの方のお陰で素敵な1日になりました。
またいつかご縁が会ったらお会いしたい。