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命をいただくということ

  • 執筆者の写真: mami
    mami
  • 2017年11月18日
  • 読了時間: 2分

今夫が一人で日本に遊びに行っていて、

自分の食べた物を毎食写真付きで報告してくれる。

全部美味しそう。

毎日、毎日、美味しそうな写真を見ていると私たちも美味しいものを食べたくなるじゃんね。

ということで私、母、子供たちの4人で美味しいものを食べに行ってきましたよ。

4人ともお腹ペコペコ状態だったのでちょっとオーダーしすぎちゃった。

私と母と次男くんはもうお腹パンパンでご馳走さま状態の中、

長男くんは一人頑張って食べていました。

なので「無理して食べなくてもいいよー」と言ったのです。

そしたらさ、「残さず食べなさい」と逆に言われましたよ。

長男くん、去年お友達と日本旅行をしたときに

お世話になった新潟の新善光寺の方に漁場の見学をさせてもらったのです。

その時にね、

漁師さんが釣り上げた鮭数匹を棒で叩いて殺したんだそうです。

その光景がとても残酷に見えて

それを見た長男はかなりのショックを受けたらしい。

漁師さんはその後その鮭を捌いてお寿司にしてくれたのです。

そのお寿司を見て

自分たちのために死んでいった生き物を絶対に無駄にしてはいけない

だから無駄にしないように残さずいただこう

その時にそう誓ったのだそうです。

「そうだったね、よし!皆で残さずいただこう!」

と言ってる中で

「あ、でも僕はこれ以上はほんとに無理です」と一切食べようとしない次男くん。

「えー、もう少しだけ食べなさいよ。残しちゃもったいないでしょ」という私に

「僕は自分の食べたい物しかオーダーしていないし、自分がオーダーしたものは全部食べたよ。」

と、正論で返されちゃった。

そう、私と母でちょっとオーダーしすぎちゃったのだ。

それに長男くんが黙って付き合ってくれてるのです。

3人できれいに残さずいただいてきましたよ。

偉いな、長男。


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mami  Sydney, Australia

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