去年の3月、
エンの骨肉腫がわかって調べれば調べるほど絶望しかなくて
一生でいちばん泣き腫らした月。
そして同時期にコロナ禍で夫の在宅勤務が始まりました。
まだそんなに月日が経った感じはしないのに
もうあれから1年が経つ。
早いな。
マリーは随分元気になりました。
他のワンちゃんとも遊ぶようになったし、
少し意思表示をするようになった。
なにより私との距離が縮まった気がする。
ほんとにいい子で 「待て! 」といったらこのままいつまでも待ってますよ。たぶんだけど。
さて、最近のシドニーの不動産事情。
コロナ禍で、お家にいる時間が長くなったからか、
ユニット住まいの人たちは小さくてもお庭のあるお家に と思う人が多いらしく、
セントラルコーストなど広範囲でお家の値段がどんどん上がっています。
海側ほどではないけど、うちの近所も確実に値段が上がっていて、
不動産屋さんは1つでも売り物件が欲しくて必死のパッチですよ。
うちのご近所さんも今売りに出しています。
売り看板を見ると、お家の背景がすごくきれいな夕焼け空になってて驚いた。
だって撮影をしていた日は、小雨でどんよりな空だったんですよ。
しかもスマホで撮影してたし。
どんな空も青空にしたり、きれいな夕焼け空にできるアプリがあるんですね。
試しに私もやってみた。
オリジナル写真はこれ。 青空がこれっぽっちもない曇り空。
アプリを使うとこんなにきれいな夕焼け空に。
すごい世の中になりましたね。
真実がなくなりそうです。
これは PICNIC というアプリを使いました。
ここからダウンロードできます。
スマホでチャッチャとやっているだけなんだから
不動産屋さん、撮影代とかもうちょっとお安くしなさいよ と思います。
いつもはお昼は各自で勝手に作って食べますが、
今日は夫と次男に Bills のリコッタパンケーキなんかを焼いてみた。
レシピはこちらから。
熱したフライパンを一旦濡れ布巾の上にのせて温度を少し下げてから
パンケーキの生地をおとします。
すると均等にきれいな焼き色がつく。
バターとはちみつを混ぜたものをのせていただきます。
バナナの切り方とか盛り付けが少々ザツ。
ブルーベリーとかあればもっときれいにできたのに。
でもお味は Bills のパンケーキ。
Billsさん、レシピを公開してくれてどうもありがとうございます。
うちのマリー、朝起きた時とか、ずっと寝ていたあとの動き始めに
右前足をびっこひく。
そして動き出してちょっとすると普通に歩けるようになる。
この間、イアンのとこに健康診断に連れて行った際に診てもらったら
上記の症状は関節炎の典型的な症状だって。
幸いマリーの関節炎はまだ軽いらしい。
あまり痛がるようだったら、エンゾーに飲ませていた痛み止めが
まだ残っているだろうからそれをあげてもいいよと、
でもまずは体重をあと2キロ減らして様子をみましょう だって。
エンが飲んでいた痛み止め、プレビコックスはかなり強いお薬なので
これは飲ませたくない。
少しでも足への負担を減らすためにマリー、ダイエットをはじめました。
マリーのご飯は、私たちの夕飯のお味噌汁の具の白菜や大根やにんじんなど、
お味噌を入れる前に取り分けたものに生肉とZiwipeak をトッピングしています。
それに関節炎に効果があると言われているローズヒップパウダーをふりかける。
このパウダー、エンが闘病中にあげていたものがまだ残っていたので
これを朝晩ご飯に混ぜて食べさせること3週間。
なんと、びっこをひかなくなりました。
気休め程度で効果があるなんて思っていなかったから驚いた。
あげているのはワンちゃん用のローズヒップパウダー。
500gで AUD 99.95 とちょっとお高めだけど
結構な頻度で半額セールだったり、何かしらのセールをしているので
その時に買った方がいいです。
(500gだと、15kgー30kgのワンちゃんで約3ヶ月分)
シニア犬におすすめのパウダーです。
私の作業場からの眺め。
プールサイドに飾っていたレトロなライトをデッキ側に移しました。
カフェっぽくていい感じです。長男の彼女さんも "素敵 !" と褒めてくれた。
少し前にセールで買った小さな白いお花、4鉢で10ドルでした @ FLOWER POWER
調べたらガウラというお花だって。
春から秋にかけて咲いてくれるようです。
風でゆらゆらと揺れてまるで蝶々がひらひら飛んでいるよう。
すごくかわいいお花。
作業場に座って鳥のさえずりをききながらコーヒーをすすり、
風に揺れるお花を眺めています。
気がつけば、エンが掘り起こしてところどころ禿げていた芝が
もう掘り起こすエンがいないので、ほぼ生え揃ってきていました。
芝はどんどん綺麗になっていくけど、エンの跡が少しずつ薄れていく寂しさ。
このお家を手放したらきっと後悔するだろうな。
昨日は久しぶりに朝から晴天だったので、
夕方はこれまた久しぶりにノーザンビーチまで行ってきました。
カールカールのドッグパークでマリーを遊ばせてからディガーズまでテクテク歩く。
お決まりのイカフライとビールです。
キンキンに冷えたビールが美味しかった。
海風がほんとに気持ちよくてちょっと飲みすぎました。
ビーチ散歩はいいね。
ラブラドール愛が日に日に増しています。
イアンが、ラブラドールを考えているなら
親犬の DNAテスト、肘とヒップのスコアー、目のテストが
全てクリアーになっているブリーダーからにしなさいと。
ここに登録されてあるブリーダーはそれらをきちんと守っているブリーダーだそうです。
夫はメルボルンでもバイロンベイでもどこでも行く気満々で、
昨日からいくつかのブリーダーと連絡を取り合っています。
なんでそんなに子犬にこだわる?
と、長男や次男から聞かれる。
レスキューからにしたらいいやんと。
レスキューのサイトから
この子はどう?この子は?と写真をいくつか見せてもいちいち難癖をつける。
んで「ラブラドールちゃうやん」という。
何がなんでもラブラドールがいいらしい。
人気犬種なのでラブラドールをレスキューのサイトで見つけることはほぼないけど、
稀に見つけたときはすぐにアプライした。
イエローの1歳半の雄のラブ。
だけどレスキューされた子なので肘とかヒップの状態はよく分からないのだそうだ。
もうあんな病気にはなってほしくないので肘やヒップにはとにかくこだわる。
そして次は黒の2歳の雄のラブ。
この子は空港などで麻薬犬として働くトレーニングを受けていたけど、
パスしなかった子らしい。
こういう子はきちんとしたブリーダーからの子なので
肘やヒップなどその点は問題ないのだけど、
こういう子にはたくさんの人がアプライするもんだから
夫はアプライしたけどお返事さえもらえなかった。
子犬を飼うこと、
私も「大丈夫なの?」ときいてみた。
俺が全責任を取るからと、何がなんでもラブラドールの子犬が欲しいらしい。
9年前とは立場が全く逆。
9年前、次男がエンを飼うとき、
俺は知らんからな。あんたたちでちゃんと世話しぃや といい、
最初の頃、エンに関わらないようにしていた。
なのでエンも夫に対して「誰?このたまに寄ってくる人」という態度。
それが日に日にかわいくなっていき、
特に最後の2、3年はエンがかわいくてかわいくて仕方がなかったのだそう。
でもエンは私にべったりで、
私の行くところ行くところについてまわり、
私が横になれば、私の枕にエンも頭をのっけて一緒に横になる。
けど、夫が「エン、こっちにおいで」と呼ぶと
しぶしぶ寄っていき、よっこいしょと夫にはいつもお尻を向けて横になる。
「違うでしょ!頭こっちでしょ!」と毎回言っていたので笑えた。
エンがいなくなったとき、
なんで最初にあんなクソみたいな意地をはって関わらないようにしていたのか と
それを今でも後悔しているそうだ。
だから最後にもう1度だけラブラドールを子犬から飼いたいと。
多分だけど、
ラブラドールの子犬がやってきたとしても
きっとエンと同じように私にべったりになるよ と言った。
夫もそうなるだろうとは思っているけどそれでもいいそうだ。
昨日はDOGZONLINEに登録されてあるブリーダーさんのところへ見学に行ってきた。
突然連絡したにも関わらず、いつでも見学にきていいよと言ってくれたので。
そこのラブラドールたちはとにかく逞しい。
骨格、特にヒップはしっかりとしていて、
当たり前ながら親犬は DNAテスト、目、ヒップ、肘、すべて検査でパスしている子。
ブリーダーさんのラブラドール愛もすごい。
もし将来飼うことができなくなった場合は、
何歳になっててもいいからここに返してほしいと。
それを聞いたとき、もうここしかないと思いました。
すごく安心した。
だってもし将来夫と私に同時に何かあったとき、
ここだったら最後まで大切に面倒をみてくれるんだもん。
そして私たちの質問にもとても丁寧に答えてくれましたよ。
ここのブリーダーさん、体が丈夫なラブラドールだけでなく、
性格さえも、生まれてから8週間の間に
臆病すぎず、ハイパーすぎない性格の子に育てるらしい。
とても広い敷地で毎日のびのびと過ごしていたら悪くなりようがない。
まだ先の話だけど、
それまで夫の熱意が変わらなければこのブリーダーさんのところから
ラブラドールがやってくる。
エンはどう思うかな。