25年ほど前に Peters of Kensington で食器のセットをセールで買ったんです。
Johnson BrothersのBrookshireというダックの絵柄のシリーズ。
これの大皿、小皿、サラダボール、カップ&ソーサーの6客セット。
ほとんど使っていないからきれいなままなんですけど、
もう使うこともないからいらないやと思って食器棚から出していたら
母が、どこかに寄付するならお友達にあげるからちょうだいと言ってきた。
んでどこのブランドの何シリーズ?と聞くから
ちょっとネットで調べました。
そしたらもう生産していないものなのでビンテージ扱いになっていて、
買ったとき以上のお値段になっていましたよ。
感覚的には、ついこの間買ったものなのにもうビンテージなの!?とちょっと驚いた。
ものすごく年を取った気分になります。
ビンテージのほとんど使っていない状態のきれいな食器セットなのでね、
母のお友達は大変喜んでくれたようです。
もし断捨離をしていて、それが20年とか30年前とかに買ったものだったら、
ちょっとネットで調べてみるといいですよ。
もしかしたらいいお値段がついているかもしれないもんね。
週末はまたハーボードに行ってビールを飲んできました。
波が強くてビーチはクローズしていたけど、ビーチからの風が気持ちよかった。
この辺りお家のお値段は上りに上がっているのでもう物件を探すことすらしていません。
シドニーのお家は一体どこまで上がり続けるんでしょうね。
先週からインスペクションをスタートしたうちの近所の売り物件も大盛況でした。
なんとコーヒー屋さんの車が来ていましたよ。
お家を見に来た人にコーヒーを売っているんだか無料で配っているんだか知らないけど、
このコーヒー屋さんの出張代、オーナーさんが不動産屋さんにオプションということで
お金を支払っているんでしょうね。
不動産屋さんになんだかんだとむしり取られちゃうイメージです。
話はかわって、うちの子たちにこんなお水ボトルをプレゼントしたんです。
PHILIPSのGoZeroというボトル、これセルフクリーニングするらしい。
蓋の真ん中にあるボタンを押すとUVだかLEDライトだか知らないけど
それが99.9%のバクテリアやウィルスをやっつけてくれるそうです。
うちの子たちズボラなんでね、こういうのを買ってみたのだけど、
長男くんはもう3日間ほど枕元に置いたまま。
いくらセルフクリーニングしてくれるといっても毎日洗わなきゃ。
しかも充電もされてない。
せめてキッチンまで持ってこい。
結局私が部屋まで取りにいって充電までしてますよ。
ズボラな人にぴったりだと思ったけど、
そもそもズボラだから充電なんてしない。
充電されてないボトルは普通のボトルなわけです。
このボトル1つ140ドルくらいしたのにさ。
そんな私も先週のテニスのときのお水ボトルがまだかばんに入ったままでした。
我が家は夫以外ズボラ人間なのです。
週末はハンターバレーで過ごしました。
今回泊まったのはワンちゃんオッケーなホテル。
なかなかのファンシーさ。
ワンちゃんオッケーのお部屋は、小さな芝のお庭付きです。
ワンちゃん連れは1日100ドルの追加料金かかります。
テニスコートあり、プールありでとてつもなく広い敷地。
朝はワラビーの親子がいました。
食事中もお部屋にいるときもうんともすんとも言わない子なので
皆からおとなしくていい子だねぇーと褒められる。
えんちゃんだったら絶対に無理なホテル。
ワイナリーにも行って来ました。
ドッグフレンドリーなここです。
敷地に入るや否や、3匹のこの子たちがドタドタと駆け寄ってくる。
夫は飛びつかれて顎に頭突きをくらいちょびっと怪我をした。
これでこそラブラドール。
この子は汚ったないデロデロのへちゃげたボールを持ってきて遊びに誘ってくる。
私のワンピ、よだれでテカテカになったよ。
ラブラドール、かわいすぎて2人してメロメロです。
お客さんがやってくるたびに駆け寄ってましたよ。
ハンターバレーは美味しいレストランが多い。
ホテルのレストランにあった但馬牛。
ただ、和牛は私にはちょっと脂が多過ぎて珍しく三分の一残す。
この年になると脂身の少ないオーストラリア牛がいいです。
こんな名前のカフェがあったので寄ってきました。
外の席はドッグフレンドリーだって。
人気のカフェなので予約が必要です。
2人して ENZO という名のスパークリングをオーダー。
サンドストーンの建物も素敵だし、スタッフもフレンドリーだし、
食事もデザートもコーヒーも美味しかったです。
チーズファクトリーも4箇所まわった。
ここは無料で8種類くらいテイスティングをさせてくれてとてもよかったとこ。
久しぶりのハンタバレー、楽しかったです。
山側のファンシーなホリデーを終え、今日から海側です。
階段をおりたところが今回のお宿。
めっちゃ水際。怖いくらいに水際。
海風がとても気持ちいいです。
やっぱり山より海が好き。
海側のお宿。
小さなワンちゃんオンリーとあったけど、
小さくないけど大人しくてとてもいい子なのでいいですか?と
だめ元でマリーの写真を添付してメールしてみたら快くオッケーしてくれました。
とてもフレンドリーなおじいさんオーナーが上の階に住んでいるので
犬連れの身としては若干気をつかいましたが、
マリーは居るか居ないかわからないほど大人しくしてくれていたのでよかったです。
ただ、お庭がなくデッキしかないのでトイレのたびにお外に連れ出さないといけない。
それでも、これだけの申し分のないオーシャンビュー。
トイレに連れ出すくらいなんてことない。
おすすめのお宿。
エンがいなくなってから
朝、ご飯をくれと起こされることもなく、
お散歩に連れて行けと催促されることもなく、
一緒に遊ぼうと汚いオモチャを押しつけられることもなく、
とても静かな静かな毎日です。
こんなに悲しくて喪失感を感じるのは初めてのことで、
大切なものを失った悲しみの程度に
人間だからとか動物だからとか関係ないもんですね。
エンは私にとって本当に大切なパートナーでした。
骨肉腫なんかにしてしまったことを悔やむ毎日です。
お友達のお嬢さんがエンを描いてプレゼントしてくれました。
もうエンそのもの。
とてもうれしかったです。
もし自分の気持ちをこんなふうに絵に描いたり、
楽器を奏でたり、歌にして表現できたらどんなにいいだろう。
そういう才能のある人が羨ましい。
私は上手に絵は描けないから、写真を加工してこんなのを作った。
Enzo@バンクシー風。
今はやりたいことだけやり、泣きたいときは我慢せず泣いています。
人に会いたがらない私を母は鬱になるんじゃないかと心配していますが、
心配ご無用。
ご飯も食べているし、お散歩もしているし、笑っているし。
もし私がエンの灰を食べるようになったらその時は病院へ連れて行くよ。
と次男が笑わせてくれる。
最近お天気の良い週末は Cronulla Beach に行ってます。
Annna Bay のような良いビーチが他にもあるということで、
ここにエンと行きたくて
夫は1週間のホリデーを取っていたのですが、
エンの容態が急変し安楽死をさせてしまったので
一緒に行くことができなかったのです。
なのでお天気の良い日に
エンの遺灰の散骨をしようと思って行ってみたわけです。
ほんの1つまみ海に流すだけだからいいよね?
Cronulla Beach、良いところすぎました。
どうして今までここに来なかったのか。
きっと昔、暴動騒ぎがあったところだからなんとなく避けていたんでしょうね。
ロックプールも水が澄んでいて本当に綺麗。
Cronulla の街からずっと続く海沿いを歩いてGreen Hill Beach へ。
ここの5番の入り口からBoat Harbour Park までの 4km弱つづく綺麗なビーチが、
冬の間、朝は10時まで、午後は15時からがワンちゃんオッケーなんだそうです。
夏は時間がちょっと変わるようです。
City からわずか30km弱のところでこんなに綺麗なビーチ。
人も少なくて駐車スペースも無料でたくさんあって、しかもワンちゃんも泳げるだなんて。
エンが元気な時にここに一緒に来たかったな。
あんなに食いしん坊で元気だったエンが、
あっという間にこんなことになってしまってから、
元気なうちに悔いのないように生きなきゃと強く思うようになりました。
いつどうなるか分からないもんね。
Cronulla Beach に住んでみたい。
子供たちには大反対されてますけど。
ブログを通して再度夫にお願いしてみる。
叶うかな。