ちょこっとだけ海が見えるお家の住人になってきました。
ホリデーハウスを探すときは
リビングルームから海が見えて
大型犬2匹連れでもオッケーで
犬がノーリードで遊べるビーチに歩いていける距離
の3つを最低条件で探す。
前回泊まったところがめっちゃ気に入っていたのだけど、
今リノベーションしているのでね、
今回はここでいいかと、こじんまりしたお家を借りた。
到着してびっくり。
写真では見ていたけど、変な造り。
で、結構古い。
夫は木の香りだと言うけど、私には古いサウナのような匂いしかしない。
失敗した。
人気がないのか、チェックアウトはお昼でもいいわよーと言ってくれた。
けどね、ビューは最高に素晴らしいのですよ。
このビューが全てをカバーしてくれる。
というか、このビューがあれば他はどうでもいいと思える。
キャンプをしていると思えばいいんだもん。
早朝のビーチ散歩のあとは
寝心地のいいデッキチェアーで昼間からビールと大好きなハッピーターンでダラダラ過ごす。
冬とは思えないほど暖かくて気持ちがいい!
こんな素晴らしいビューのあるお家に住んでしまったらきっと私は何もしなくなる。
いつまでもグダグダ、ダラダラしていられる。
けど、お腹は空いてきちゃうのでね、
ちょっと遅めのランチを食べに町までお出かけです。
町中をぶらぶら歩いていたら、
夫が「ここのケーキ、日本っぽい」と言った。
お店をのぞいて見ると、日本人っぽい人が何人かお買い物していました。
その中に見覚えのある後ろ姿。
え?お母さん?
こんなところで母と遭遇!
お友達と一緒にケーキを買いにきたんだって。
もうお互いびっくりですよ。
一緒にいた母のお友達がセントラルコーストに住んでいるらしく、
オススメのビーチやレストランを教えてくれた。
早速そこにも行ってきましたよ。
Ettalongビーチです。
子供達が小さい頃にきたことがあって、
その時はあまりいい印象でなかったけど、今回10年ぶりくらいに来てみたら
EttalongからUminaまで10キロほど続くビーチがとっても良い感じ!
エンもマリーもこのくらいの静かな波が泳ぐのにはいいらしい。
雲行きが怪しくなってきて少し肌寒くなってきてもエンはずっと泳いでましたよ。
犬は風邪ひかないのかね。
ちなみにいつもはこの荒さ。見ている私のハラハラが止まらない。
早朝散歩、スイミング、夕方のお散歩でエンちゃん電池切れ。
ご飯も食べずに夫の足の間でぐっすりですよ。
マリーも電池切れ。
この子たちのはしゃぐ姿、遊び疲れて眠ってる姿、とっても癒される。
今回のホリデー、お宿選びで失敗した!と思ったけど、
夜、デッキで星を眺めていたら流れ星をみた。
そして最終日、チェックアウトまでデッキでのんびりしていたらクジラがやってきた。
このシーズン中、ここにクジラが来たのはこの日だけだって。
チェックアウトが通常時間だったらクジラを見ることができなかったわけです。
人気のないお宿のお陰でとってもいいホリデーを過ごすことができましたよ。
セントラルコーストは犬がたくさん遊べるビーチがあっていいね。
エンちゃんも全力で楽しみましたよ。
夏のような暑さのシドニーです。
今日は師匠とウォーキング。
いつもの時間にいつもの場所に向かっていると
みなさん海を見ながら指を差したり、「Come on!」と言ったりしてる。
これは絶対クジラがいる!
急いで師匠のもとに向かう。
そしていつもの場所に師匠を発見。
さすがだわ!
師匠は最前列で海をじっと見つめていますよ。
駆け寄って、「どこにいるの?」と聞くと、
「あの辺にサーファーがいる」と指をさす。
サーファー???
バシャバシャとあがる波しぶき。
師匠、あれはサーファーじゃなくてイルカですよ! イルカ! しかも大群!
あっちでもこっちでも飛び跳ねてる!
この飛び跳ねてるイルカたちを
師匠は、「面白い動きをするサーファーがたくさんいるなぁ」と眺めていたらしい。
朝から面白すぎます。
それにしてもこんな光景が日常茶飯事だなんて、
こっち側に引っ越したい、引っ越したい、引っ越したい。
今日もお天気良くて暖かくなるで と夫が言うのでマンリーまでお散歩に行ってきましたよ。
カールカールのドッグパークでエンたちを遊ばせたあと、
朝ごはんを食べにマンリーに向かっていたのだけど、
クイーンズクリフ辺りでおじいちゃんたちがソーセージロールを売っていたので
その匂いにフラフラ〜と吸い寄せられて
朝ごはんはソーセージ&エッグロールを買いましたよ。
おじいちゃんが「一本落としちゃったからよかったらワンちゃんたちにあげて」と
エンとマリーにソーセージをくれた。
エンちゃん、一飲みで食べちゃいましたよ。
私たちはビーチ前のテーブルで食べようと空いてるテーブルを探していたら
テーブルの上にサーフボードを置いているおじいちゃんサーファーがいて
でも椅子は空いていたので、座ってもいいか尋ねたら「いいよ」と言ってくれた。
食べ終わって、大人しく待っていてくれたエンとマリーにご褒美をあげてたら
「あの子もじっと見てんで」と夫が言う。
振り返ると、小さなシーズーがほんとにじーーーーーーーっと見ていた!
ごめんよ。エンちゃんたちに全部あげちゃった。
そのシーズーちゃん、もう食べ物がないとわかると
今度は他の人のところへ近づいてまたもや背後でじーーーーーーっと見つめてる。
夫に「あの子はいつから私の後ろにいたの?」と聞いたら
「分からんけど気づいたらあんたの後ろにおった」と。
もしかして迷子ちゃん?
たまにノーリードで歩いてる人がいて、飼い主さんはワンちゃんが着いて来ているもんだと思ってどんどん先に歩いて行っちゃうことがある。
もしかしたらこの子もそれで置いて行かれちゃったのかなとちょっと心配になった。
しばらく様子を見ていたけど、飼い主さんが現れる様子なし。
今頃飼い主さんも慌てて探しているかもしれないのでね、
夫がシーズーちゃんのところに行ってネームタグの裏にある電話番号に電話をしたのです。
そしたら私の近くで携帯が鳴った。
そしておじいちゃんサーファーが電話を取った。
私は2人の中間にいるので2人の会話が聞こえる。
「迷子の犬を見つけて電話しているんだけど」と夫が言うと
「え?迷子の犬?」とおじいちゃんサーファー。
もうおかしくておかしくてお腹を抱えて笑っちゃいましたよ。
サーファーおじいちゃん、
「迷子どころか僕らはここに住んでるようなもんだよ」だって。
でもどうもありがとうって。
シーズーちゃん、夫と私が座る前からずっといたんだね。
しばらく笑いが止まりませんでしたよ。