青空がとてもきれいで気持ちのいい3連休でした。
こんなにお天気の良い日はやっぱりビーチ散歩がしたい。
なので連休初日、午前中にちょこっと母のところに寄り、
足のマッサージをしたあと、午後はマリーを連れてカールカールを歩き、
ハーボードディガーズに行ってきました。
いつもはビールとイカフライだけど、
今回オーダーしたのはビールとバーミセリとチキンラクサ。
ラクサはちょっと甘めのスープでしたが、
この季節、温かいスープものはいいですね。美味しかった。
そして海さんぽはほんとうに気持ちがいい。
さて、母はICUで10日ほど手厚い看護でお世話になったあと、
昨日やっとリハビリ病棟に空きが出て移ることができました。
最低2ヶ月は入院だそうです。
長ければ半年以上とも言ってました。
手術前のドクターとのミーティングでは、
術後2、3日で歩きの練習を始め、トータルで1週間の入院だと聞いていたけど、
随分と状況が変わりました。
執刀医のドクターとはまだきちんとお話しできていませんが、
おそらく手術で胸椎がダメージを受けたのでしょう。
リハビリや泌尿科のドクターは、病院を出た後の車椅子のこと、
部屋の改築など、要介護前提で話をしてきます。
母は、これからも歩き続けるために手術を受けたのにな。
それでも、最初ほとんど動かせなかった足が、
マッサージを続けていたら少し動かせるようになりました。
そして腹筋を動かす練習によって、最初何も感じなかった
尿意も便意もなんとなく感じるようになっています。
きっとね、医学では解明できない何か不思議な力が人間にはあって
ダメだと烙印をおされてもなんとかなるんじゃないかな?
だから死ぬ気でリハビリ頑張れ と口うるさく言う毎日です。
棚の幅を調整して扉を取っ払って
ごちゃごちゃ詰め込んでいた食器を”見せる収納”にした。
扉がなくなっちゃからこれからはホコリをまめにお掃除しないと。
さて、今日はICU病棟にこんなにかわいい子たちがお見舞いに来てくれました!
セラピードッグ。なんてジェントルな子たちなんでしょう!
ICU病棟にワンちゃんが入れるなんて、オーストラリアすごいです。
ナースさんも写真を撮りまくってましたよ。
患者さんの部屋を一つずつまわってくれるんだそうです。
私たちのところにも挨拶をしに来てくれた。
もちろん事前に部屋に犬が入ってもよいか聞いてくれます。
こんなかわいい子たち、拒否するわけがない。
母も「あらあら、あの子エンちゃんにそっくりやわ」と喜んでましたよ。
彼らの登場で皆が笑顔になりました。
母はようやくICUを出て明日リハビリ病棟に移り
本格的にリハビリが始まります。
2ヶ月ほど入院し、普通に生活ができる程度まで戻すそうです。
頑張ってもらわないと。
夫がCMか何かでみて作ってくれたオクラ納豆そば。
そばを茹でるついでにオクラも湯通しし、納豆をのせ、
好みの濃さに調整した麺つゆをかけていただきます。
これめちゃくちゃおいしい。
誰かが作ってくれるご飯は格別です。
先週母は脊髄の手術をしました。
長年の腰の痛みと歩行のふらつきなどから脊髄の手術を勧められたそうです。
私たちは全員反対したんですけどね。
だって手術をしても良くはならないんですよ。
これ以上悪くならないための手術なんだそうです。
高齢だし、超肥満だし、どう考えても
寝たきりになるリスクの方が大きいと思ったから反対だったんです。
それでも本人が手術をしたいということで先週手術しました。
無事に手術は成功したそうですが、まだ足に力が入らない状態。
高齢だから回復も遅く、当初は1週間ほどの入院予定だったけど、
まだ当分入院が必要なようで、死ぬ気でリハビリを頑張らないといけないらしい。
今の段階では普通の生活に戻れるようになるのかどうかも分からないそうです。
あれして、これして、と注文多くてうんざりしているところに
「もう歩けないかもしれない」とか弱音を吐くもんだから、
「だから手術なんてするなってあれほど言ったでしょ」とつい言ってしまう。
「本人の目の前で絶対にそんなことは言っちゃだめ」と
あとで次男に注意された。
今後歩けるようになるか、寝たきりになるか、
メンタル部分がすごく大切だからそんなことは絶対に口にしたらダメだと。
長男は、何度教えても覚えられないiPadの操作方法を
「さっき教えたばっかりじゃん」という私とは対照的に
何度も何度も分かるまで優しく教えてあげていた。
2人ともえらいな。
思いやりがあっていつもフェア。
この2人から意地悪な感情はこれっぽっちも感じない。
今母はまだICUにいます。
日本でいう集中治療室。
そんなとこにいるというとすごくシリアスな症状だと思うでしょ?
高齢と高血圧だから術後、念のためにICUにいるだけで、食欲もあり元気です。
一人とんでもなく意地悪な看護師さんにあたったようだけど、
その人以外はとんでもなく優しくて英語が話せない母のために
あれこれ工夫して看護してくれています。
ありがたいことです。
先日は、大きなモニターを運び入れてもらい
半沢直樹なんかをみせてもらってました。
「このドラマ面白いわ」とか言ってて、
集中治療室でドラマみて携帯の充電を気にしてるような元気なのは母くらいですよ。
そろそろリハビリ病棟に移るようですが、
なんせ体重がかなりオーバーなんでどうなることやら。
さすがに長男、次男からも「もうちょっと痩せないと」と言われてますよ。