母が手術
先週母は脊髄の手術をしました。
長年の腰の痛みと歩行のふらつきなどから脊髄の手術を勧められたそうです。
私たちは全員反対したんですけどね。
だって手術をしても良くはならないんですよ。
これ以上悪くならないための手術なんだそうです。
高齢だし、超肥満だし、どう考えても
寝たきりになるリスクの方が大きいと思ったから反対だったんです。
それでも本人が手術をしたいということで先週手術しました。
無事に手術は成功したそうですが、まだ足に力が入らない状態。
高齢だから回復も遅く、当初は1週間ほどの入院予定だったけど、
まだ当分入院が必要なようで、死ぬ気でリハビリを頑張らないといけないらしい。
今の段階では普通の生活に戻れるようになるのかどうかも分からないそうです。
あれして、これして、と注文多くてうんざりしているところに
「もう歩けないかもしれない」とか弱音を吐くもんだから、
「だから手術なんてするなってあれほど言ったでしょ」とつい言ってしまう。
「本人の目の前で絶対にそんなことは言っちゃだめ」と
あとで次男に注意された。
今後歩けるようになるか、寝たきりになるか、
メンタル部分がすごく大切だからそんなことは絶対に口にしたらダメだと。
長男は、何度教えても覚えられないiPadの操作方法を
「さっき教えたばっかりじゃん」という私とは対照的に
何度も何度も分かるまで優しく教えてあげていた。
2人ともえらいな。
思いやりがあっていつもフェア。
この2人から意地悪な感情はこれっぽっちも感じない。
今母はまだICUにいます。
日本でいう集中治療室。
そんなとこにいるというとすごくシリアスな症状だと思うでしょ?
高齢と高血圧だから術後、念のためにICUにいるだけで、食欲もあり元気です。
一人とんでもなく意地悪な看護師さんにあたったようだけど、
その人以外はとんでもなく優しくて英語が話せない母のために
あれこれ工夫して看護してくれています。
ありがたいことです。
先日は、大きなモニターを運び入れてもらい
半沢直樹なんかをみせてもらってました。
「このドラマ面白いわ」とか言ってて、
集中治療室でドラマみて携帯の充電を気にしてるような元気なのは母くらいですよ。
そろそろリハビリ病棟に移るようですが、
なんせ体重がかなりオーバーなんでどうなることやら。
さすがに長男、次男からも「もうちょっと痩せないと」と言われてますよ。
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