先週の金曜日に検査のために全身麻酔をして
その後フラフラのヨレヨレで帰ってきたえんちゃん。
家に帰ってから嘔吐と下痢でその日1日食べることもできず
ただぐったりとしていて
翌日も嘔吐は治ったけど下痢で随分苦しんだ。
相当苦しかったから、嘔吐する前に食べた物にトラウマなんでしょうね。
その時に食べた白身のお魚とかお野菜を一切受け付けなくなってしまったし、
その時に使っていた器もいやだって。
これを食べたらまた苦しくなる!と思っているのです。
それだけならまだいいけど、
"マミーが作った物=苦しい" の図式ができちゃいましたよ。
私が茹でチキンをあげてもふいっとそっぽを向く。
でもその食べなかったチキンを夫に手渡して
夫があげると喜んで食べる。
えんちゃん、誤解だよぉ〜。
あんたが蜂にいらんことするからそうなったんだよぉ〜と言っても
エンはわからないからね。
しばらく夫にご飯をあげてもらうしかない。
さて、そんな酷い仕打ちを受けても私はめげませんよ。
エンが術後に着る洋服なんかをせっせと作ってます。
脚を付け根から取ってしまうので傷口がちょっと痛々しいだろうから
お尻がすっぽりと隠れる服がいる。
Spotlight で元気がでるビタミンカラーのTシャツ生地を選んできた。
オレンジの方は術後に着せやすいようにダルダル気味にして
ストライプのはちょっとフィットさせた感じ。
これは簡単なノースリーブだけど、次はラグラン袖にも挑戦してみよう。
夕方、検査を終えて麻酔からさめたエンちゃんを迎えに行ってきました。
もうフラフラのヨレヨレ。
えんは麻酔が完全に抜け切るのにすごく時間がかかる。
完全にいつもの元気なえんに戻るのは翌日になることが多いのです。
イアン、ちょっと麻酔効かせすぎちゃう?
断脚手術の時はちょっと一言言うといてよ と夫にいう。
フラフラのヨレヨレで起き上がれないのに
トイレだけはヨタヨタと自分で歩いて外に出てする。
偉いな。
でもトイレのあとは力尽きて外でゴロンです。
その度に夫や長男が抱きかかえて家の中に運んでますよ。
肺の検査結果ですが、小さな点がいくつか見えるけど恐らく血管の影だろうって。
イアンが想像していたよりも全然綺麗な肺だったようです。
ものすごくホッとした。
Chew Chew のなおこさん(ワンちゃんの栄養士さん)はガンを完治させるのではなくて
ガンと共存しながらもう少し一緒にいられるようにしましょうと言ってくれた。
転移がほとんどなかったのは食べ物を見直したことが大きい気がする。
そしてお友達に教えてもらったCBDオイルも。
まだもう少し一緒にいられる!
なので今日はチャッツウッドにある Chojiさんで焼肉お肉をお持ち帰りして
お庭で焼肉&ビールで乾杯しましたよ。
えん、頑張れよ。
私も元気です。
最近は" Line Studio " とかいうアプリでエンのスタンプなんか作ってます。
先週はお散歩に行きたがらない日が何回かありましたが、
ハーネスしなくていいよ と言うとお散歩します。
ハーネスが本当に嫌いらしい。
朝と晩のお散歩を楽しみ、時々泳いで、
ご飯もたくさん食べてます。
興奮するとジャンプしようとするし、
プールに入れるとプールの周りを走りまわろうとする。
痛みはそう強くないのかな?
それでも最近足を引きずるようになってきたし、
問題の膝も少し腫れが出てきた。
なので
「明日イアンに電話して断脚の前の検査をお願いしよう」と
話していたのです。
夜ぐっすりと気持ちよさそうに寝ていたエンが
夜中の3時ごろにトイレに行きたいというのでお庭にだし、
4時にもまたトイレ。
そこからずっと眠れないようであちこち移動しては
顔をカーペットに擦り付けている様子。
私も寝ながら手を伸ばして1時間ほどエンの顔を掻くのをお手伝い。
「でもなんでそんなに痒い?」と電気をつけた。
そしたらエンの顔がボコボコに腫れ上がってて
目も半分しか開いてない。
私の心臓が一瞬止まった気がした。
ガンが一気に広がってしまった とそう思った。
もう慌てて夫を起こしましたよ。
夫が側にくると少し落ち着いた感じがしたけど、
私はもう涙が止まらなくて、でもエンが少しでも楽になるように
顔を冷やしたり、掻いたりした。
外が少し明るくなり始めた時、エンはウトウトし始めました。
そして顔の腫れも少し引いてきた。
そこでちょっと冷静になる。
これって何かのアレルギーっぽくない?
そういえばさっき泣きながら
冷蔵庫を開けてアイスノンを取ってたらさ、
「ご飯?」って感じでひょこっと頭をあげたエンと目が合った。
腫れも痒みも少しずつ引いてきていたので
救急ではなく、イアンのところが開くのを待ちましたよ。
腫れが随分引いてきたものの、まだボコボコ顔のエン。
それでもイアンのとこに行く前にご飯をくれとお座りして待ってますよ。
イアン、えんの顔を見るなり
「蜂だねぇ」だって。
犬はどこを刺されても顔が腫れるそうだ。
えんはそのままイアンのとこに残って
肺のレントゲンをとり、転移がどの程度か調べます。
来週の断脚に向けての検査です。
余命4ー6週間と言われて
この6週間、えんはたくさんお散歩してたくさん泳いで
美味しいものをたくさん食べていつも一緒に行動して
痛みもそう感じることなく、とても充実した6週間でした。
これからどんどん強くなる痛みを考えて、
断脚というのが夫、長男、次男、私で出した答えです。
もし断脚したことで起き上がれなくなったとしても
最後まで全力でサポートです。