お庭の桃の蕾が少しずつ開いてきています。
桜の開花宣言は「5輪の花が咲いたとき」なので
我が家の桃の開花宣言は来週以降になりそうです。
このお花を見ると春を感じます。
またいい季節がやってくる。
私とマリーがお散歩に行っている間のレンとネロ、
次男が写真を撮って送ってくれた。
ずっと玄関先で待っているようです。かわいいねぇ。
頭の高さは同じなのにお尻の高さはネロの方が高くて、なんか笑えます。
ネロはもう少し成長するかもしれませんが、レンレンはもうほぼ成犬サイズ。
成犬体重35キロ前後の標準サイズのラブラドールです。
この子達に比べるとエンちゃんはとても大きなラブラドールだったんだなぁと思います。
レンとネロは小さいから、いつまでたってもパピーのようですよ。
昨日の朝、イアンのところで
レンレンの最終チェックアップをしてもらいました。
心音も問題なく、大きな声で吠えることもできているので
お散歩を少しずつ始めていいらしい。
SASHから送られてきたカルテをみたイアン、
もしあのとき自分のところに連れてきていたらレンは助からなかったと。
すぐにSASHで適切な処置がされたから今レンがいると。
あの時、イアンが留守電でよかったし、
あの時、夫が家にいなくて本当によかった。
だって尻尾をふって歩いているレンを見たら夫は間違いなく家で様子見していたから。
次男の言うように最悪の事態の中で
全てのタイミングと判断が上手くつながってレンレンが助かったのだなと改めて思う。
レンがいない間、我が家は静まりかえっていました。
ただただ静かに静かにドクターからの電話を待つ。
マリーもネロもうんともすんとも言わないから、
いることすら忘れてしまうほど静かな静かな毎日でした。
レンが帰ってきた日、我が家はパッと明るくなった。
マリーもネロも元気になり、ネロのいたずらも再開する。
レンレンはいつの間にか我が家の中心、太陽のような存在になってました。
レンが生死をさまよっている時、エンの命日で、
「レンがそっちに行きそうになったら追い返して」とずっとお願いしていました。
エンもレンレンを守ってくれたのかもしれません。
しばらくは過保護になるのも仕方がない。
今回の首輪がからまって首がしまるという事故、割と多いらしく、
力が加わるとカチッと簡単に外れる首輪があるそうです。
Break Away Collar で検索するとたくさん出てきます。
特に若いワンちゃんを多頭飼いしているところは
こういった首輪を使った方が安心ですね。
昨日テニスに参加したら、
公園にいつもワンちゃんと遊びにきている男の人が一人でぽつりと座っていました。
私たちのテニスグループもワンちゃんを連れてきているので
その方のワンちゃんと仲良しです。
いつも一緒にいた小さな黒いワンちゃん、先週突然亡くなったと言う。
先々週のテニスのとき、彼の後ろをついて公園に来ていて
そんな兆候なんて全くなかったから本当に突然のことで驚きました。
死は、いつも紙一重で隣り合わせなのかもしれません。
悔いのないように。
退院時、ドクターから
首輪はトラウマになっているので
しばらくはハーネスを使って下さいとの注意事項がありました。
首輪、私たちもトラウマです。
力が加わったら外れる首輪も売っているけど、
その首輪だってもし外れなかったらどうなるのよ、
とか思ったらもう怖くてできないです。
でね、レンレンのトラウマは首輪だけではなかったのです。
先日、床に座ってネロにダウン(伏せ)の練習をさせていたんです。
床をドンドンと叩いて、ダウンと言いながら。
そしたら私の側で寝転んでいたレンレンが急にパッと立ち上がって
夫の側に行きました。そこから私をじっと見ているんです。
なんか様子が変だぞと思ったので
「レンレン、おいで!」と呼んだら、夫の後ろにさっと隠れました。
で、脚の隙間から私をじっと見ているの。
えーーーーー、もしかして私避けられてるん?
私が移動するたびに、夫の後ろからじっと私を目で追っていて、
私がキッチンに入ると慌ててキッチンから出ていく。
で、遠くからじぃーーーーーっと私を見てるの。
完全に避けられてるやん。
恐らく金曜日の出来事がトラウマで
レンレンは私が苦しい目に合わせたと思い、
私に対して恐怖心があるのだと思います。
それがふとした瞬間にフラッシュバックで戻ってくるんじゃないかと。
エンの時も、ご飯を食べたあとにエンが蜂にいらんことをし、
顔が腫れて食べたものをゲロゲロして苦しんだあと、
私があげたご飯のせいだ!と思ったのか、私からのご飯は食べず、
夫があげたら食べるということがありました。
勘違い、勘違い、勘違いです。
と言ってもレンレンには分からないからね、
目を合わさないように、話しかけないように、近づかないようにしてました。
こういうときは無理に近づかず、
向こうから寄ってくるのを静かに待つのがいいらしい。
そしたらしばらくしたらレンレンから寄ってきた。
あとさ、昨日寝ている時にあのときと同じ鳴き声でないたのです。
夢にも出てくるようです。
あのときのことを思い出すと私も身震いする。
苦しかったレンはどれだけ怖かったか、
このフラッシュバックはふとしたときにこれからも現れるんでしょうね。
ネロに対してトラウマがないのはよかったです。
夫はまだレンレンと一緒に寝ています。
夜中、ちゃんと息をしているか心配になって確認しているようです。
明後日は退院して1週間。
イアンのところで最終チェックをしてもらいます。
首輪事故のとき、すぐにイアンに電話をしたら留守電だったから
こんな時に留守電!と思ったけど、
毎週金曜日の午後はイアンはなんらかの手術をしているのでね、
そりゃ電話になんて出られるわけがない。
パニックになっていたのですっかり忘れてました。
その後すぐに夫に「SASHに連れていけ」と指示をくれていたようです。
イアンは信頼できる獣医さん、彼がもう大丈夫と言ってくれたら
私たちも安心です。
ただね、突然レンレンに現れる私を怖がるトラウマ、
これはマミーにはショックすぎて寝込んでしまいそうですよ。