top of page

最新記事

執筆者の写真mami

今ICUにいます。


今も足の震えが止まらないほど怖い思いをしました。


お昼頃私はリビングルームの掃除をしていました。

次男はキッチンでフォーのスープを温めていて、

「ネロが結構強くレンの首を噛んでるみたいだよ」と言う。


キッチンから見たら、

デッキの上で2匹が団子になって暴れていました。


いつもこうやって2匹が暴れて、

ネロがレンレンを噛んで泣かせているので

またいつものことかと思っていたけど、

噛んでるはずのネロがないているんです。


慌てて駆け寄ったら

レンの首輪のリングにネロの歯と顎がスタックして

で、パニックになったネロが暴れ回るからレンの首輪がどんどんねじれ、

レンの首がしまっていたのです。


レンの首輪を外そうにも指が入る隙間もないほどねじれ、

ネロが動くたびに首輪がしまり、呼吸ができなくなっていくレン。

首輪をハサミで切ろうにもハサミが入る余地もなく、

次男と2人でなんとか首輪を外そうとしている間にも

みるみるレンにチアノーゼが出始めそして動かなくなり、

レンの呼吸が止まりました。


リングの通っているところ1箇所だけ何とかハサミが入ったので首輪を切って

ようやくネロを引き離すことができました。


首輪を外したらレンの呼吸は戻り、

少ししたら尻尾もふってくれたので安心したのだけど、

次男が「すぐに病院に連れて行こう」 とイアンに電話するも留守電。

で、SASHに電話してくれて2人でエマージェンシーに駆け込む。

*エマージェンシーは電話しなくてもそのまま行っていいそうです。


横たわりながらも、いつものようにお尻ごと尻尾をふって

ナースさんに愛想を振りまくレンレン。

もう大丈夫なのかな?と思ったのですが

処置室に連れて行かれ血中酸素濃度とレントゲン検査をしたところ、

血中酸素濃度が40%代というCriticalな状態だと知らされ涙が溢れる。


致命的ってことです。


レントゲン写真を見せてもらったら

健康なワンちゃんのレントゲンは肺や心臓、

それぞれの臓器がはっきりうつっているけど、

レンレンは体の中全体が白っぽくうつっていて

これは酸素がいきわたっていないということだそうです。


すぐに高濃度酸素のチューブを鼻から入れる処置がされ、

血中の酸素濃度が安定するまでこの治療を続けます。

もし夜中になってもまだ血中酸素濃度が上がらない場合、

ベンチレーターを使っての治療だそうです。


SASHはそれぞれの専門医、全ての機械が揃っているので、

必要な検査や治療を迅速にしてくれます。


ドクター曰く、

呼吸が戻ったことで様子見をしてすぐに病院に行かないケースもあるそうで

もしレンのように酸素濃度が低くなっていた場合、

処置が遅れれば遅れるほど内臓にダメージを与え、

容体が悪くなって病院に来る人も多く、

その際はベンチレーターを使っての治療になるそうです。


ベンチレーターとは人工呼吸器です。

ベンチレーターを使うと90%の確率で助かるそうですが、

その治療費が20,000ドルと高額なため、

ファイナンスの問題でできない人もいると言われました。


私たちは保険に入っているので高額治療もできますが、

そうでない人もいる。

ここで命が選別されるのかと悲しい気持ちになりました。


レンの場合、呼吸がとまって30分以内にSASHで処置をしたことで

ベンチレーターを使わなくてもいいかもしれないと言われました。


酸素濃度が安定するまで ICUに2、3日入院し、

詳しく首の検査などもしてくれるそうです。


次男は2分弱だと言うけど、

呼吸がとまっていた時間、私にはとてつもなく長く感じた。


夕方、夫がSASHに電話したら、

レンの状態、回復に向かっていると聞いて少し安堵しました。


もし容体が悪くなれば夜中でも電話をくれ、

ベンチレーターの治療に切り替える旨の

連絡をくれることになっていましたが、

夜の12時にかかってきた電話では、

酸素濃度も上がってきて良好に回復しているので

この状態であればベンチレーターは必要ないとのこと。


今日は少し面会もできるようです。


首輪の事故なんて聞いたことなかったけど、調べたら色々出てくる。

首輪がフェンスに引っかかったり、

うちのように犬同士で遊んでいてからまったり、

首輪に限らず、食べ物の袋に頭を突っ込んで酸素不足になったり、

ワンちゃんの場合、3分で酸素濃度は致死量まで下がるのだそうです。

そしてそのあとにどれだけ早く処置をするかで生存率に差が出ます。


もし家に誰もいなかったら、

もし私一人だったら、

もし次男がキッチンにいなかったら、

もしドッグパークとかで手元にハサミがなかったら、

もしこれがチェーンの首輪だったら、

そして呼吸が戻ったことで安心してお家で様子見なんてしていたら、

もし下校時で道が混んでいたら、

もしSASHが家から遠いところだったら、


もう考えただけで足の力が抜けていく。


最悪の事態の中で、全てがベストなタイミングで対応できたと次男は言う。


そうなのかもしれませんね。


ただ、次男も私も精神的なダメージは大きいです。

執筆者の写真mami

うちのソファーがあまりにもボロボロなので

Alliexpress でソファーカバーをオーダーしました。


ダークグレーかアーミーグリーン、どっちにするか迷って

アーミーグリーンにしてみた。

こんな白いスポンジ棒も一緒についてきます。

カバーのシワをのばしながらソファーの溝に白スポンジを埋め込むといい感じになります。

布がとても薄いので破れかぶれソファー座面のガタガタが気になるところですが、

白い布を被せるのでオッケー。


Before と After です。

195cmx230cmのカバー2つ、送料込みで68ドル。


かわいいかじり虫がいるので

まだまだソファーを買い替えることができません。


執筆者の写真mami

次男が担当していた母の車の売却。

売れた額の10%が次男の取り分ということだったけど、

「15000ドルをさっちゃんで、もしそれ以上で売れた場合、

その分を僕がもらってもいい?」と母に交渉していて、

母もそれでOKを出した。


高くで売れば売るほど自分の取り分が増えるのでね、

結構強気なお値段で売りに出してましたよ。


母は、6年前にマツダ2を21000ドル弱で買いました。

運転席側の前方にぶつけたキズ、

前バンパーにぶつけたへこみ、

そしてボンネットにもへこみがある。

でも走行距離は2万キロ未満とかなり少ない。


新車がなかなか手に入らない今、

中古車のお値段が急騰していると聞いていたので

一体いくらで売れるのか興味がありました。


何人か見に来て、先日無事に売れた。


2016年に21000ドルで買った車、

6年経っているのに17500ドルで売れたのですよ。

びっくり。


中古車のお値段が急騰ってほんとでした。

bottom of page