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執筆者の写真mami

ホームケアーパッケージ

母の介護にあたって、

ホームケアーパッケージというのを申請していました。

許可がおりるまで6ヶ月くらいかかると言われていましたが、

エイジドケアーの査定の方の猛プッシュのお陰で2週間ほどで許可がおりました。

本当にありがたいことです。

母の場合、レベル4という一番重いレベルなのでね、

ホームパッケージの許可が出ると

年間52,000ドルまで介護に使えるのです。


ホームケアーパッケージの許可がおりたら

まずプロバイダーさんを探さないといけません。

担当のソーシャルワーカーの方がいくつか候補を探してくれて

良さげなプロバイダーさんに連絡まで取ってくれます。


プロバイダーさんが決まったら、どんなサービスが必要なのかを話し合い、

週何日のケアー、フィジオサービス、介護に必要な用具の購入などなど

年間52,000ドルの予算内で決めていきます。

プロバイダーさんにはそれらをトータルで管理してもらうために

マネージメントフィーを支払います。

それが年間10,000ドル弱なので私たちが介護に使えるのは42,000ドル。


とりあえず今は月曜から金曜日まで週5日

毎朝2時間ケアラーさんに来ていただいてます。

あとは追々必要なサービスを追加していくつもりです。


それとは別に、年間63日間までナーシングホームなどで

ケアーをしてくれるという制度があります。

これは介護する人が休憩できるようにです。

2ヶ月おきに1週間ほど預かってもらうつもりでいます。


今まで来ていただいていたケアラーさんは30代半ばの中国人の方。

母が退院した翌日から

緊急支援ということで彼女が来てくれていて、

最初こそ、彼女もこの仕事を始めたばかりで分からないことも多く、

私もつきっきりで一緒にあーでもないこーでもないと

2人で工夫しながらやっていたんです。


それがもう今では頼もしいケアラーさん。

介護関連のいろんな情報を教えてくれるし、

私がいなくても母とコミュニケーションが取れるようになったし、

テキパキと母のケアーやお掃除など、

一人で全部やってくれるので本当に助かります。


ホームパッケージの許可がおりたあとも

彼女にお願いしたかったので彼女が所属しているところと契約しました。

プロバイダーさんはYour Sideというところです。

ここのマネージメント部門に日本人の方がいて、

この方が本当に親切で、許可もすぐに取り付けてくれたお陰で

引き続き同じケアラーさんに来ていただくことができました。


ただ、このケアラーさんが研修で2週間だけ

ナーシングホームで仕事をすることになり、

その後戻ってきてくれるはずだったのですが、

ナーシングホームの方でしばらくお仕事することになったようです。


彼女のように仕事がテキパキとできるケアラーさんというのは

ひっぱりだこなのです。


今は別のケアラーさんがきてくれています。

彼女も中国人の方。

このケアラーさんもとにかく仕事が早くて本当に助ってます。


ケアラーさんは最低2時間からの予約です。

母をシャワー用の車椅子に移動させて汚物処理をしたあと、

シャワーできれいにしてくれて体全体にクリームをぬり、

クリームをぬりながらマッサージまでやってくれる。

その後ベッドに移動させて、食器などの洗い物、お部屋の掃除、

バスルームの掃除、フィジオをやっている間の見守りなど

前のケアラーさんも今のケアラーさんも全てを1時間でやり終えます。

仕事が丁寧な上に早いからとても助かっています。


彼女は2時間のお給料をいただくけど、お仕事は1時間で終わる。


ソーシャルワーカーの方は、「2時間分支払っているのだから

2時間しっかり仕事をやってもらわないと」 と言うけど、

他にやってもらいたいことが見当たらない。

私としてはトロトロされる2時間よりも

テキパキとやってくれて1時間で終わってくれる方がいいのです。

お互いにウィンウィン。


彼女の提案で、土曜日もケアラーの方を手配していただくことにしました。


担当のソーシャルワーカーの方、

フィジオの方、

通訳さん、

プロバイダーさん、

ケアラーさん、

訪問ナースさん、

この方たちがいなければ介護はお手上げ状態です。


感謝、感謝の毎日です。

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mami  Sydney, Australia

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