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執筆者の写真mami

れじんのゆびわ

土曜日の朝にレジンを型に流し込んで、昨日型から出しました。

どんな色の入り方をしているのか、型から出してみるまで分からないので

毎回楽しみなのです。


型から出した指輪をポリッシュマシンで大まかに磨いて

あとは手作業で1つ1つ1500番から徐々に目を細くして10,000番までひたすら磨きます。

この黙々と磨く作業が好きなんです。


磨き上げ完了。

光の透け具合がすごくきれい。

こんなにきれいなものが自分で作れるなんて!と毎回感激しています。


さて、今日はマリーのお誕生日、9歳になりました。

そしてエンがいなくなってもうすぐ8ヶ月。


ワンちゃんを亡くした方たちのブログで

1日足りとも忘れたことがないと書いてあるのを見るたびに、

そんなことはないやろ。1日くらい忘れる日はあるでしょと思っていたけど、

1日足りともエンのことを思わない日はない。


あれだけべったり一緒にいたのだから

たまにでもいいからここにいてくれてもいいものなのに、気配とか全く感じない。

なのでエンはここにはいないんでしょうね。

エンらしいといえばエンらしい。


虹の橋というストーリをご存知ですか?

先に旅立った動物たちが虹の橋で飼い主が来るのを待っていてくれるというお話。

昔、クッキーが亡くなったときにある方がこのお話を教えてくれました。


私の父が亡くなる時、病室で昏睡状態の中、

「りきちゃんがうるさいからのけて」と言ったんです。

りきちゃんとは昔飼っていた犬です。

きっとあの時、りきは父を見つけて駆け寄ってきたのだなーと。


このことがあるから、

私はこの虹の橋のお話、ほんとうにあるんじゃないかと思っています。


でもエンちゃんはそこにもいなさそう。

それもエンらしいといえばエンらしい。


この間、前に家によく遊びに来ていた次男のお友達が

「3本足の犬は元気か?」と聞いてきたそうで、

「もう随分前に死んじゃったよ」と言ったらショックを受けていたらしい。

マリーには毎回吠えられていたからマリーのことは嫌いだけど、

エンのことは好きだったと。

新しい靴によだれをつけられるのはいやだったし、

プールに入ってくるのもいやだったけど、それでもエンのことは好きだったって。


そういえば、その子が、プールにエンを入れるなと毎回言ってたなーと思い出した。


エンのプールなんだから、だったらお前が出ろ とは言わなかったけど、

文句を言われながらもエンは毎回一緒に泳いでました。


思いがけないところから聞くエンのエピソードがなんだかうれしかったです。


エンよ、たまには帰ってこい。

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mami  Sydney, Australia

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