top of page

​最新記事

執筆者の写真mami

ワクチン

オーストラリアは国境の再開のために

ワクチンの摂取率 80%を目標にしています。

8月4日の時点での2回の摂取率は 16.23%


ワクチンの種類はmRNAタイプのファイザー(Pfizer)と

遺伝子組み換え技術(ウイルスベクター)を使ったタイプの

アストラゼネカ(Astrazeneca)です。


アストラゼネカは、ついこの間まで血栓のリスクがあるということで

60歳以上だけ接種していましたが、ファイザー不足の今、

国は在庫が余りまくっているアストラゼネカの接種をすすめています。

ただ、QLD州の保健省の Dr. Youngは若い人への接種を

血栓のリスクが高いということで断固として反対しています。

こういうドクターがいるのはいいですね。


夫の職場の同僚の方のお子さんは心臓に問題があって、

ドクターから、この子がコロナに感染した場合、

この子の心臓は確実にダメージを受ける。

なのでワクチンを接種した方がいいと言われています。


でもファイザーは、少ないとはいえ特に若い男の人に心筋炎のリスクがあり、

元々心臓の悪い子がワクチンを打つことによってどのようなことが起こるのか、

ワクチンとコロナ、どちらのリスクが高いのか、

どの選択が正しいのか、

子供のこととなれば決断するのが難しい。


そんな中、この春に mRNAでもウイルスベクターでもないワクチンが出る。

フランスのヴァルネヴァ(Valneva)社のワクチン。

従来のインフルエンザワクチンと同様のウイルスを不活化させたワクチンです。

デルタ株の防御率も高いそうです。

そして、今すでに他のワクチンを打った人にも

副作用の少ない追加のブースターとしても使えるらしい。

ファイザー、モデルナのような心筋炎のリスクがないということで

早速、夫の同僚に知らせた。


ただ、オーストラリアはヴァルネヴァ社と今年の5月にコンタクトを

取ったようですが、ここと契約をしたのかどうかはまだ分かっていません。


高血圧や心臓疾患など基礎疾患のある人、

mRNAワクチンに抵抗のある人、

そして子供や若い人たちには、できるだけ副作用の少ないワクチンを用意してほしい。


イギリスはすでにこのワクチンを確保しています。


オーストラリアも、もしワクチン会社との利権がらみでなく、

ワクチン摂取率を上げることが第一目的ならば、

このヴァルネヴァのワクチンを手に入れてもらいたいものです。


どのワクチンを接種するのか国民が選択する自由はあるはず。

Comments


mami  Sydney, Australia

​これまでのブログはこちらです。

http://members.optusnet.com.au/mssyd/

bottom of page