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執筆者の写真mami

介護

介護生活がスタートしました。


クレーンみたいなつり上げる機械や

高さが調整できるベッドとか、

電動車椅子とかシャワー用車椅子とか

いろんな物が国から支給されました。


介護をする人の体に負担がないようにというのも

同じくらいに重要視されています。


夫も私もこの国での介護に関しては全く情報をもってなく、

何をどうやればいいのかさっぱり分からない状態なのですが、

ソーシャルワーカーの方達が本当に素晴らしくて

母に必要な物、介護する人に必要な物、

全てオーダーして揃えてくれるのです。


ウェイティングリストが長くて、申請してから

在宅ケアーのパッケージの承認がされるまで1年くらいはかかると

言われていましたが、先日母のエイジドケアーのページをみたら

ソーシャルワーカーの方の、国への猛プッシュのお陰で

待ち時間は「3ヶ月から6ヶ月」に短縮されていました。

で、承認がおりるまでの間も大変だろうということで

別の支援のところに申請をしてくれ、

そこでお仕事をされているスタッフさんの中に日本人の方がいて、

その方がすぐに承認を取り付けてくれたのです。

お陰で週に3日、朝2時間ケアラーの方が家まで来てくれています。


ほんとにソーシャルワーカーの方々と

ケアラーの方には感謝、感謝の毎日です。


クレーンとかの機械があるのでね、

介護で腰が痛くなる とかの体の負担は全くないのですが、

それでもやっぱり介護は大変。


何が大変かって?

そりゃうちの母。

もともと私たちそんなに仲がよろしくないのでね、

介護がなくても、一緒にいる時間が長いとダメなんです。


ケアラーの方が来てくれたときに

着替えやらお薬やらバスタオルやら

どこに何が入っているのか分かりやすいように

整理整頓しておこうと、

「思いっきり断捨離してね」とはじめたわけだけど、

それいる、それもいる、それは絶対いる、それは保留で とか 


結局全部いるやん!


シースルーのシャツとかパツパツのスパッツとか

着れんし履けないし、もういらんやろ!と言ったけど

どこそこのブランドのやけ とか言い出して

一向に服が減りません。


朝から何時間も費やして

結局引き出しの中の物を全部出して全部入れ直しただけでしたよ。


私の貴重な時間を返せと言いたいです。


リノベーションもまだ終わってなくて、ビルダーさんや

ソーシャルワーカーの方、ケアラーの方、

ナースさん、いろんな人がやってくる。

それに加え、ドクターとのビデオミーティング、

薬のオーダーや車の売却、

いろんなことが一度にどっときて

もう疲れてしまって10時前には寝落ちしてますよ。


2日前に次男が

「すごくバッドラックな夢を見たから言うね」と言った。

彼は悪い夢を見たときは口に出すとそうじゃなくなるという迷信を信じてます。


「さっちゃん(私の母)が死ぬ夢を見た」とこっそり言う。


「でもグッドなニュースもあるよ」

「さっちゃん122歳だったよ」と。


「122歳?! 私はもういないからあとはお願いね」と言ったら

「僕もその時は70歳だねぇ」と。


あまり食欲がないと言いながら、

長男が買ってくれたBetty's バーガーを美味しい!とペロっと完食。

122歳までってありえそうでちょっと怖いと思う今日この頃。

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mami  Sydney, Australia

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