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執筆者の写真mami

いろんな検査


母が大腸がん検査で引っかかってしまったので endoscopyという内視鏡検査をすることになりました。

大腸だけでなく、ついでに胃の検査も一緒にしてくれるらしい。

こちらは内視鏡検査は全身麻酔をするのです。

母が「私は心臓が悪い」というので、全身麻酔をする前に心臓の検査もしておきましょう

ということになりました。

心電図と超音波検査をするも異常なし。

さらに詳しく心臓のMRI検査もすることになった。

MRIの前に説明などがあるのでね、私も通訳として一緒に行ったのですよ。

軽い問診とMRIの際の説明なんですが、

MRIの際、息を吸い込んだあとそのまま10秒ほど息を止めておかないといけないらしく、

担当の看護師さんが、ジェスチャーをして母に手本をみせてくれたのです。

ゆっくりと息を吸い込んで一杯になったらそのまま息を止め、

吐き出してくださいと言われるまで止めておく。

吸い出してから吐き出すまで15秒くらい。

息の吸い始めと吐き出しはMRIが日本語で言ってくれるらしい。

看護師さんが「1回練習してみましょう」と母に言った。

ゆっくりと息を吸う と言ってるのに

まるで水の中に潜る前のように一気に思い切り息を吸うのですよ。

私が「ゆっくりと息を吸って」と言ったらさ、

母 「どこまで吸うの?」と聞いてくる。

私 「肺が一杯になるまでだよ」

母 「でもどこまで吸っていいか分からないからストップって言ってもらえる?」

私 「どこまでって肺が一杯になるまでだよ。息吸い続けてたらもうこれ以上吸えないってなるでしょ?」

母 「日本はストップと言ってくれるよ」

私 「じゃあストップって言うから息吸ってみて」と言ったら、

母が息を吸い始めたので私はあえてストップを言わずに放置してみた。

5秒ほどで「もうこれ以上吸えない」というジェスチャーで首を横に振りましたよ。

なので「それが肺が一杯になるってことだよ」と答えたら納得した。

けどさ、そのあとも

「鼻から吸うの?口から吸うの?」とか

「息を止めてる時に鼻から漏れてるかもしれない」とか

どうでもいい疑問が出てくる、出てくる。

んで「あと2回練習していい?」と。

思わず「バカなの?」と言ってしまいましたよ。

担当してくれた看護師さんが本当に良い人で

合計5回の練習に付き合ってくれた上に、

「MRIの検査直前にもう1回練習しましょうね」とやさしく言ってくれた。

30分ほどの検査の間、待合室で待っていたら

先ほどの優しい看護師さんに手を引かれて笑顔で出てきましよ。

「あなたのお母さんはとっても可愛らしいお母さんね」と看護師さんが言ってくれた。

けど、残念ながら私にはその可愛さがいまいちよく分からないのですよ、、、。

さて、検査結果ですが、

心臓にはどこにも問題がなかったので

来週、大腸がん検査を受けられることになりました。

またもや通訳として同行してきますよ。


mami  Sydney, Australia

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