なんだかなーと思うこと。
週1度のテニスの後は、汚れついでにお庭やデッキの上をパッパッとお掃除しているのですが、ちょっと雑草取りをしている間に
エン様、
綺麗にしたデッキの上で枝をカミカミしてましたよ。
やれやれ。
さて、なんだかなーと思う出来事。
オーストラリアの最低賃金は1時間18ドルちょっとだっけ?
とにかくめちゃくちゃ高いのです。
なのでそんな高い賃金なんて払っていられないと、
それよりも安い賃金で雇っている所も多いです。
そういった違法を取り締まる機関がちゃんとあって、
そこが、低賃金で働かされている人のために不足分を取り立ててくれ、
また違法をしたところには多額の罰金が課せられます。
弱い立場のものを守るというとっても素晴らしい機関なのです。
でもね、ここオーストラリアで英語も話せない、資格もない、経験もないアジア人が、
オージーと同じ金額で雇ってもらえるのだろうか。
採用には性別、人種、年齢、容姿、全てにおいて差別をしてはいけないとあるけど、
それは建前で、やはり差別を感じることはあるし、
英語のレベルが低い人、資格のない人、経験のない人をわざわざ雇わないのが現状です。
また、ワーキングホリデーで来た人たちなんて、仕事がなくても国からのお手当なんてもらえません。だから何とかして仕事を見つけなければいけないのです。
例えばね、最低賃金の半分にも満たない金額だったり、休日をもらえなかったり、お給料の未払いだったり、パワハラがあったりそんな悪質な業者は許せないけど、休日もちゃんとあってそこそこもらっているのならお互いにありがたいんじゃないかなーと。
何でもかんでも取り締まるというのはどうなんでしょうね。
結局そういった弱い立場の人たちを締め出すことにならないのかな。
うちの長男もバイト先のお給料が安い!と文句を言うことがあります。
だったら資格を取るなり、何らかの努力をしてステップアップすればいいだけのこと。
嫌ならやめなさいと答えています。
でも彼はまだ辞めていないんです。条件の良い仕事がなかなか見つからないからです。
働く側も最初にお給料の額を聞いてることだろうし、
他で仕事を探すよりも手っ取り早くお金を稼げるから働いているんじゃないのかなと。
決して強制労働させられているわけではないですよね。
あとね、お給料を現金でもらっている人、その人たちはその現金収入を全額きちんと税務署やセンターリンクに収入として申告しているのでしょうか。
もし収入として申告しないまま国からのお手当だけをもらっているのなら、
雇い主と同罪。
雇い主が罰金を支払うのなら、雇われ側も税金未納分と不当に得た国からのお手当を返すべきです。
雇う側が悪いのはもちろんですよ。
でも最初はお互いに利用し合う関係で成り立っていたはずなのに、
いつの間にか雇う側だけが悪者にされて罰せられている現状になんだかなーとモヤモヤするのです。